大注目の“幹細胞エキス”がエイジングケアを変える!?幹細胞エキスの美容効果とは

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大注目の“幹細胞エキス”がエイジングケアを変える!?幹細胞エキスの美容効果とは

ネットで「エイジングケアの最終兵器」とまで言われる美容成分幹細胞エキス。“幹細胞コスメ”と呼ばれ、肌本来のすこやかになろうとする力を引き出す化粧品として注目を集めています。幹細胞エキスとはどんな成分なのでしょうか。
幹細胞エキスの種類や美容効果など知っておきましょう。

幹細胞コスメとは?

幹細胞コスメとは?
出典:GODMake.

“幹細胞コスメ”という言葉を聞いたことはありますか?

近年、化粧品に配合されるエイジングケア成分の研究がすすみ、多くのエイジングケア成分があります。そんな中、どんな成分配合のアイテムを選んだらよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめしたいのが幹細胞コスメ。使い続けるごとに、なめらかでハリのある自信に満ちた素肌に導いてくれる、今、大注目のエイジングケア成分です。

美容大国と言われる韓国やアメリカでは、幹細胞コスメの巨大マーケットが出来上がっているほど。

配合された幹細胞培養液(抽出エキス)の種類によりますが、肌の生まれ変わりを助けて、すこやかな肌の土台作りをサポート。肌老化の原因になる活性酸素を取り除く抗酸化力にもすぐれています。

幹細胞について知ろう

幹細胞について知ろう
出典:GODMake.

そもそも、幹細胞とは何なのでしょうか?幹細胞は、最先端の再生医療の現場でも脚光を浴びています。幹細胞は、すべての細胞のもとになる細胞のこと。

幹細胞は、骨や筋肉、臓器、肌など人間を構成するパーツをつくる細胞を生み出します。古くなった細胞や壊れた細胞があれば、幹細胞があたらしい細胞を作るのです。

特定のパーツの細胞を生み出す組織幹細胞と、どんなパーツの細胞でも再生できる多能性幹細胞の2つがあります。ちなみに、ノーベル賞を受賞した京都大学の山中教授を中心に作られた「iPS細胞」は、多能性幹細胞です。

幹細胞コスメには幹細胞は入っていない

幹細胞コスメには幹細胞は入っていない
出典:GODMake.

さまざまな細胞のもとになる幹細胞ですが、幹細胞コスメに幹細胞が入っているわけではありません。したがって、幹細胞コスメという言い方は、語弊があります。正しくは、幹細胞培養液(抽出エキス)を配合したコスメです。

「幹細胞コスメを使うと、幹細胞によって肌の新しい細胞が作られてキレイになれる」というのは間違い。

それでは、なぜ、幹細胞コスメがエイジングケアに有用なのかというと、幹細胞を培養して得られる幹細胞培養液(抽出エキス)に含まれる成分が、肌のすこやかな土台をつくるのをサポートしてくれるからなのです。

幹細胞コスメ=幹細胞が入った化粧品ではないということを、覚えておきましょう。

幹細胞培養液の種類と美容効果

幹細胞培養液の種類と美容効果
出典:GODMake.

幹細胞培養液(抽出エキス)は、元になる幹細胞によって期待できる美容効果が異なります。3種類あるので、それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

動物幹細胞培養液

動物幹細胞培養液
出典:GODMake.

主に羊の毛根や胎盤の幹細胞を培養して得られます。動物の飼育環境の問題、ウイルスの危険性、肌につけたときの安全性などの理由から、日本では流通していません。

海外では、動物由来の幹細胞培養液を配合した化粧品が販売されていますが、上述の理由から購入は控えるのが無難です。

ヒト幹細胞培養液

ヒト幹細胞培養液
出典:GODMake.

ヒト脂肪由来幹細胞やヒト神経幹細胞などを培養して得られます。生体由来成分なので、厳しい安全基準をクリアしないと化粧品に配合できません。ヒト幹細胞培養液は、ドナーが誰か、幹細胞やウイルスが混入していないかなど衛生面や安全性が徹底管理されています。

ヒト幹細胞培養液は、肌の生まれ変わりを促すEGFや、肌に本来あるコラーゲンやヒアルロン酸の合成をサポートするFGFなど、細胞を活性化させる情報伝達物質のほか、コラーゲン、エラスチン、抗酸化酵素など美容成分がたっぷり含まれています。

本来、化粧品に配合される美容成分は、肌の表面にある角質層にしか浸透せず、その下にある表皮細胞や真皮の細胞まで届きません。

角質層にある角質細胞はいわば死んだ細胞です。死んだ細胞に美容成分を届けても、肌が活性化することはないのです。「化粧品には保湿の役割しかない」と言われるのはそのためです。

しかし、ヒト幹細胞培養液は細胞の働きを活性化させて肌を根本的に立て直せるので、エイジングサインへのさまざまな効果が期待できるといわれています。

その理由が、リガンドとレセプターです。肌の活性化を促すには、リガンドというカギの役割を果たす成分と、細胞の表面でカギ穴の役割を果たすレセプターが結びつく必要があります。

ヒト幹細胞培養液には、リガンドとして機能する成分が豊富に含まれていると言われています。

エイジングケアに魅力的なヒト幹細胞培養液ですが、生体由来成分なので価格が高いのがネックです。

植物幹細胞培養エキス

植物幹細胞培養エキス
出典:GODMake.

植物の幹細胞培養液から抽出して得られます。培養液の抽出が容易で、低コストで成分をつくれるので、比較的、低価格な商品が販売されています。

もととなる植物は、砂漠地帯や山脈などの高地といった厳しい生育環境で繁殖する植物。生命力があり、高い保水力があるアルガンツリーやアルペンローゼがあげられます。

植物幹細胞にはレセプターとリガンドがないため、ヒト幹細胞培養液のように肌の細胞に直接働きかける効果はありません。

しかし、植物幹細胞エキスはすぐれた抗酸化力を持ちます。紫外線や空気中の汚れなどが原因で肌に発生する活性酸素は、肌老化を加速させる要因に。その活性酸素を除去して、美しい肌を守ってくれるのです。

また、高い保湿力も魅力。肌の乾燥は、しわ、たるみ、しみ、くすみなどを引き起こす原因になります。肌のうるおいをしっかり守ることが、エイジングケアの基本です。

肌老化に悩むなら一度試す価値あり!

肌老化に悩むなら一度試す価値あり
出典:GODMake.

エイジングケアの最終兵器とまで言われる幹細胞培養液(エキス)ですが、肌を若返らせる薬ではありません。あくまでも、すこやかな肌の土台作りをサポートする成分であると考えましょう。

エイジングケアは毎日の積み重ねが大切。幹細胞培養液(抽出エキス)配合の化粧品で、コツコツお手入れを続けてみましょう。少しずつ、肌の変化を感じられるはずです。

エイジングサインに悩んでいるなら、一度、幹細胞培養液(抽出エキス)配合の化粧品を試してみてくださいね。

大注目の“幹細胞エキス”がエイジングケアを変える!?幹細胞エキスの美容効果とは

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森本悠希

森本悠希ライター

教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。