”美白”の基礎は「紫外線ケア」!失敗しない日焼け止めの選び方

”美白”の基礎は「紫外線ケア」!失敗しない日焼け止めの選び方

暖かくなってきて、気になりだすのは紫外線。1番の美白法は、日焼け止めを使うことです。美白化粧品と併せて使用するのがおすすめのUVケア、その理由や選び方などをご紹介します。

「紫外線」と「シミ」の関係

shutterstock_154165484

太陽にあたるとシミができやすくなるのはなぜでしょう?それは紫外線により活性酸素が発生し、肌の色を濃くする動きをするから。私たちが目を守ろうとしてサングラスをするように、皮膚が自分で紫外線が体内に入り込むのを、守ろうとしているのです。

紫外線を浴びると、変化はお肌の一番下の基底層で起こります。メラノサイトと呼ばれる色素細胞が活性化して、チロシナーゼという酵素が働き、シミの元となるメラニンという色素を作り出します。メラニンを作らせないように働きかける美白基礎化粧品は、その「自分でお肌を守ろうとする働き」をブロックするものです。まずは紫外線防御をしっかりしないと、どんどんシミの元が作られ続けてしまいます。

「SPF」と「PA」とは?

shutterstock_549522874

日焼け止めクリームのパッケージには、必ず「SPF」や「PA」という表記があります。SPF値とPA値は、紫外線からお肌を守る効果を表したものであり、この値を知ることによって紫外線防止効果がわかるので、この数値を参考にして自分のライフスタイルにあった日焼け止めクリームなどを選ぶことになります。

SPF

shutterstock_400162135

「SPF」は、紫外線防御指数(Sun Pritection Factor)の略称で、紫外線の種類のうちのサンバーン(赤くなってヒリヒリする日焼け)の原因になるUV-B波を防止する効果の値を示しています。紫外線の強い季節に、海などで日焼け止めクリームなどを使用せずに過ごすと、20分程度でお肌は赤く焼け始めます。SPFは、この20分という時間をSPF1と1つの単位として設定しています。例えば、日焼け止めで表記されているSPF20は、SPF1が20ということで、20分×20で約7時間弱、SPF30では、20分×30で約10時間、紫外線の中のUV-B波からお肌を守ることができるという計算になります。

最近ではSPF50やそれ以上の商品も珍しくありませんが、SPF50以上のものには、50+と表記されています。SPFの値は、30前後がお肌に優しく1番最適で、単純にそれよりも大きければ効果が高いということではありません。

PA

shutterstock_558690592

「PA」は、真皮にまで達し、シワやたるみの原因となるUV-A波を、どの程度防止することができるかを示した値です。紫外線によるシミやシワの予防を目的に日焼け止めクリームを使用する人にとっては、SPFの値よりもこのPAの値の方が重要になります。

UV-A波をブロックするPA値は、2013年から、新たにPA++++(フォープラス)が加わり、これまでの3段階から4段階の+(プラス)で段階分けがされるようになりました。PA+の意味は「効果がある」という意味で、色素沈着を起こしてしまう時間を2~4倍に伸ばす効果を持っているといわれます。PA++は「かなり効果がある」という意味、PA+++は「非常に効果がある」という意味、PA++++「極めて高い効果がある」になります。

「PA値」は、使用する場面に合わせて使い分けるようにするのがいいといわれますが、PA++++が加わったように、お肌へのUV-A波の影響は深刻であることがわかっているので、肌老化を防ぐためには、PA+++以上のものを選んだほうがいいと思います。

ただ、いくら「SPF」と「PA」の値が高いものを選んで使ったとしても、塗る量が少ないと効果は下がります。例えば「SPF」は、皮膚1平方センチメートルあたり、日焼け止めクリームを2㎎塗った時の効果をあらわした数値ですから、その量を塗ってはじめて表示にあるとおりの効果があるということになります。

実際に女性が塗っている量はそうした必要量の1/4が平均といわれているので、これだと効果は1/20になってしまい、あまり日焼け止めをしている意味がありません。「ケチらず使う」日焼け止めを使う際のポイントです。

紫外線の3タイプ

shutterstock_413670316

紫外線A波

波長がもっとも長く、肌の奥深くまで到達し、少しずつコラーゲンを壊していってシミ・シワ・たるみなどの原因になる紫外線。A波は紫外線B波の20倍以上も、つねに地上に降り注いでいます。雲や窓ガラスも通り抜けやすい性質を持っているので、冬や曇りの日でも対策が必要です。

紫外線B波

日光浴を長くすると肌が真っ赤に焼ける主な原因となる紫外線です。エネルギーが強く、お肌表面の細胞を傷つけたり炎症を引き起こすので、皮膚ガンやシミの原因に。ただ紫外線A波に比べると、地上に到達する量は少なく、日傘などである程度防ぐことができます。

紫外線C波

波長が短いため、オゾン層でブロックされ、地上に届くことはありませんでしたが、近年オゾン層の破壊によりその危険性が危惧されています。皮膚がんなどの皮膚病の原因になるとても怖い紫外線です。

「抗酸化」という考え方

Beautiful woman face portrait close up studio on white blonde

紫外線を浴びて発生する「活性酸素」は、シミだけでなく、シワ・たるみの原因にもなります。活性酸素は、普段体内に入り込んだウィルスや菌を殺したり、消毒したりする大切なもの。しかし紫外線を浴びて必要以上に生成されてしまうと、私たちの細胞まで傷つけてしまうのです。そんな肌老化を防止する「抗酸化成分」の代表選手が、ビタミンC誘導体です。

シミができる一番前の段階でブロックできるため、ビタミンC誘導体にビタミンE、フラーレン、アスタキサンチンなど、ほかの抗酸化成分を組み合わせた美白化粧品を使うのがオススメです。また、紫外線を浴びたお肌にはダメージが蓄積され、家に帰って日に当たっていなくても活性酸素は発生し続けます。

抗酸化成分や、シミを作る酵素・チロシナーゼの働きをブロックするフェニルエチルレゾルシノールなどの成分が入った化粧品は、エイジングケアのマストアイテムといえるでしょう。

closeup beautiful young   woman  face

いかがでしたか?日焼け止めと美白化粧品を上手に使って、シミを防ぎましょう!

松澤ますみ

WEB・DTPデザイナーから、ライターに転身した変わり種。得意分野はアンチエージング。お肌が10歳若くなるケアの方法などを、皆さまにお届け致します。

記事を検索する

PRESS RANKING本日の記事ランキング

more