チーズって健康に良いの?管理栄養士がチーズの種類・特徴を解説!

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チーズって健康に良いの?管理栄養士がチーズの種類・特徴を解説!

チーズにはナチュラルチーズ、プロセスチーズ、などさまざまな種類があります。6Pチーズや、さけるチーズなど、手軽に食べられるたんぱく質としても優秀な食材です。
具体的にチーズが健康に良いといわれている内容について、ご紹介します!

チーズに期待できる健康に良いこととは?

チーズに期待できる健康に良いこととは?
出典:GODMake.

低GI

近年、流行している低GI食品。血糖値を上げにくい=太りにくいため、人気ですよね。

チーズも低GI食品です。GI値は30~33で、キノコや大豆と同じ数値!ダイエット中の人にも嬉しいですよね!

血管を丈夫に

チーズには抗酸化作用があり、血液中の善玉コレステロールを緩やかに増やすはたらきがあります。コレステロールが血液中に過剰になると、血管を傷めてしまい、もろくなります。

血管を強く、若々しく保つと、体のすみずみの細胞まで血液を送り届けることができるため、アンチエイジングの効果もあります。

抗酸化作用は、いずれのチーズにもその作用は大なり小なりあるようです。特に、かび系・ウォッシュタイプのチーズは抗酸化作用が強いと報告されています。

塩分が気になる人は、低塩タイプのチーズもあるので、試してみましょう!

骨粗鬆症を予防

骨粗鬆症
出典:GODMake.

チーズは効率の良いカルシウム供給源です。チーズが熟成するときにできるCPP(カゼインホスホペプチド)は、カルシウムの吸収を高めます。

カルシウムは小腸で溶けた状態で吸収されますが、カルシウムは小腸では不溶性になり、吸収しにくくなってしまいます。CPPは小腸でカルシウムを溶けた状態に保つため、カルシウムの吸収率を上げてくれます。

チーズの種類とおすすめの食べ方

チーズ食べ方
出典:GODMake.

チーズを大きく分けると、「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類に分けられ、ナチュラルチーズはさらに7種類のタイプがあります。

1. ナチュラルチーズ

乳を乳酸菌や酵素のはたらきで固めて水分を減らしたもの。多くは、発酵熟成されています。

乳酸菌が生きているため、熟成とともに風味が変わるのが特徴。原料の乳の種類、製造方法、どんな微生物を使うかによっても味が変わります。

フレッシュタイプ

カプレーゼ
出典:GODMake.

◎カッテージ、モッツァレラ、クリームチーズ、マスカルポーネなど。

軽い酸味、さわやかな風味が特長。乳に酸や酵素を加えて固め、熟成させないチーズ。

カッテージチーズはリンゴやぶどう、キウイなどにのせて食べるのがおすすめ。マスカルポーネチーズは、そのまま食べても、ナッツ類と一緒に食べるも良し。果物にも合い、パンにぬってもgood!

モッツァレラチーズはよくピザに使われていますが、トマトと食べるカプレーゼも美味しく食べられます。

白カビタイプ

◎カマンベール、ブリー、バラカ、サラヴァン、ブリヤ・サラヴァンなど。

白カビを表面に繁殖させてできるチーズ。白カビがチーズの中心部に向かって熟成を進めているタイプ。

カマンベールチーズはチーズフォンデュに向いています。ブリヤ・サヴァランはミルクの味わいがあるため、コーヒーにも合います。

ウォッシュタイプ

◎リヴァロ、マンスティール、ポンレヴェックなど。

表面を塩水やビール・ワインで洗いながら熟成させたチーズ。匂いが強烈であることが多いタイプ。

表面は匂いが強烈ですが、中身はまろやかなので、野菜につけて食べたり、果物と一緒に食べるのがおすすめです。匂いが気になる場合は、チーズの外の皮をむいて中だけ食べてみても楽しめます。

シェーブル(山羊乳)

山羊乳
出典:GODMake.

◎バノン、ヴァランセ、サントモール、ピコドンなど。

名前の通り、山羊の乳を原料にしてできるチーズ。

ジャムをつけて食べても美味しいですし、果物にも合います。野菜につけて食べるときは香辛料を加えると良いでしょう。

青カビタイプ

◎ゴルゴンゾーラ、スティルトン、ババリアブルー、ロックフォールなど。

白カビと同じく、カビを使うチーズですが、チーズの中から熟成していきます。

塩分が多いため、そのままサラダに入れたり、パンと一緒に食べるのも良いです。ぶどう、洋梨など、果物と一緒に食べても合います。

セミハードタイプ

グラタン
出典:GODMake.

◎カンタル、ゴーダ、サレール、フォンティーナ、マリボーなど。

チーズを作るときに、水分を少なくした、比較的硬いチーズです。ナチュラルチーズの中でも保存性が高く、おだやかに熟成が進みます。

くせが少ないため、チーズ初心者には食べやすいタイプのチーズです。グラタン、サンドイッチ、お酒のあてに向いています。

ハードタイプ

◎エダム、エメンタール、グリュイエール、チェダー、ミモレット、ラクレット。

チーズを作るときに、セミハードチーズよりさらに水分を少なくしたチーズです。硬く、濃厚な旨味が特徴。このタイプもおだやかに熟成が進みます。

調味料として使うのがおすすめです。例えば、スープやソース、粉にしてピザやサラダにかける、など。スパゲッティにも合います。

2. プロセスチーズ

プロセスチーズ
出典:GODMake.

1種類または2種類以上のナチュラルチーズを混ぜ、加熱して溶かし、乳化させてできています。加熱することで熟成がストップするため、ナチュラルチーズに比べて風味は安定し、保存性が高いことが特徴。

そうした利点をいかして、スライスチーズや6Pチーズ、スティックタイプのチーズ、味付きのチーズに加工されています。そのまま食べても美味しいですし、スライスチーズはサンドイッチや豚肉巻きなどの料理にも使えます。

気になるチーズはありましたか?カルシウムの吸収を助け、骨粗鬆症予防にも良いチーズ。手軽に食べられるのも魅力の一つですね!ぜひ日常にチーズを取り入れてみてください。

チーズって健康に良いの?管理栄養士がチーズの種類・特徴を解説!

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今井尚美

今井尚美フリーランス管理栄養士

元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 ピンクリボンアドバイザー、糖尿病療養指導士の資格有り。 現在、サプリメント管理士の資格も取得中。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。