肌”くすみ”の原因って？

乾燥

肌がカサついていると潤いが消えます。すると、当然ながら肌表面のツヤが消えるため、結果的に肌の色が暗く見えます。これがくすみです。

血行不良

体調が優れない様を「顔色が悪い」と言いますよね。まさしくその、血の気を帯びていない青くなっている顔色こそが、くすみです。顔の色が青黒くなったり、クマが目立ったりする場合はこのケースが考えられます。

古い角質

肌の上に古い角質が蓄積されている状態は、皮膚が分厚なったりターンオーバーが乱れたりして、くすみの原因となります。肌の色がグレーがかって見えるのが特徴です。

化粧品の酸化

化粧品には油分が含まれています。そしてその油分が酸化をすると、肌の上で色が暗く変わるため、結果的に「夕方になると顔の色がくすむ」と感じるのです。

肝機能の低下

顔の色が土の気色の人のことを「あの人肝臓が悪いんじゃない？」なんて噂することありませんか？まさしく、肝機能が低下すると、肌の色が黒くなります。

産毛が生えすぎ

お顔の産毛が多く生えていると、必然的に顔の色もくすんで見えます。また、産毛の存在は、化粧のノリも悪くするので気をつけて。

その他

紫外線・加齢・ストレス・タバコなどもくすみの原因となるので注意が必要です。

”透明感”溢れる美肌を作る！くすみ対策

1．洗顔・クレンジング・スキンケアをちゃんとして産毛を剃る

洗顔とクレンジングは、古い角質や汚れを肌に残さないために必要不可欠。また、スキンケアを怠ると、乾燥や肌のターンオーバーの乱れを招き、これらもくすみに直結します。お顔の産毛もお手入れを。そして産毛のお手入れ後はもちろんスキンケアが必須です。

洗顔・クレンジングは「しっかりやる」ことがベストなわけではなく、優しく不要な汚れをオフしてあげることが大切です。そしてスキンケアも、良かれと思って過剰に行うと、皮脂を分泌させ酸化を招いてこちらもくすみを起こすので、自分の肌状態に見合った方法を見つけましょう。悩んだときは、皮膚科に行くなど専門家のアドバイスを聞くようにしましょう。

2．食生活に気をつける

糖質の取りすぎは、肌を黄色くくすませます。糖質は、炭水化物やお菓子類に多く含まれているので、過剰摂取に気をつけましょう。アルコール類は肝機能を低下させるため、こちらも”適度”を心がけましょう！

糖質・アルコールを控えると、肌のくすみの改善が期待できるほか、ダイエット効果も得られてしまうかも？！

3．適度な運動を心がけ、健康的な生活をする

適度な運動は、血行を促進してくれます。ゆっくりとお風呂に浸かる・しっかり睡眠を取るなどの健康的な生活の基本を心がけるだけで、血流が良くなり、本当に体調が悪いことで起こる顔色の悪さやクマなどの予防も見込めます。

美容と健康は、切り離すことができないものです。美しくなるためにはまずは健康が最低条件であるということを忘れないでくださいね。

4．肌の色に合った化粧品を使う

ファンデーションは、肌の色より明るくても浮いてしまって化粧が濃く見えます。かといって、暗すぎるのもおかしなことに。同じ人でも、季節や体調により肌のコンディションは変化するので、「一度色を見てもらったから」、「同じブランドの同じ商品だから」と安心せずに、定期的に自分の肌に合う色選びに出向くようにしましょう。

ポイントメイクを選ぶときも、肌のトーンに合った色を意識すると、より肌が透明感を放って見えます。「肌のアンダートーン」という言葉を聞いたことはないですか？

腕の内側の血管の色を見てみて！緑色に近い方はオレンジ・イエローの要素を含んだ色を。そして青色に近い方は、パープルや青の要素を含んだ色を選ぶようにしてみてください。

くすみのない！透明感溢れる肌なら、素肌を活かしたメイクができる！！

2017年の春夏も、素肌を活かしたベースメイクのトレンドが続行。スキンケアや生活習慣を見直すことで、まずは素肌のレベルアップを目指して。そして、その素肌の美しさを活かしたメイクアップを施して、透明感溢れる美肌を一日中キープいたしましょう。

透明感のある肌をしていると、それだけでとても美しく見えるもの。全女性の憧れを自分の肌に。透明感は、今日明日で手に入るものではありません。今現在透明感のあるお肌の方も、油断をすると失わせてしまう可能性があります。ですが、そんな儚いものだからこそ、より魅力的に映るのです。

くすみの原因に別れを告げて、透き通るような美肌を手に入れませんか？