肌タイプ別!春のファンデーション「選び方ガイド」

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肌タイプ別!春のファンデーション「選び方ガイド」

紫外線に汗、崩れる、ヨレる、エアコンで乾燥するなど、春はファンデーションの買い替えの季節です。しかし、自分の肌にはどういったファンデーションが合っているのか分からない、とお悩みではないですか?そこで、皆さんが満足いくファンデーションの選び方をご紹介します。

ファンデーションの種類を知る

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ファンデーションといっても、種類は様々です。その種類を理解した上で、自分に合ったものを選びましょう。

パウダーファンデーション

化粧品売り場で、1番目するタイプのファンデーションです。ほとんどの種類が、コンパクトに入って売られています。手軽かつ簡単に使用できるため、幅広い層に人気があります。

リキッドファンデーション

このタイプは液状になっていて、さらっとした軽いつけ心地のものから、ドロっとした濃厚タイプまで、種類は様々あります。この種類はビンやチューブに入って売られています。パウダータイプに比べ、カバー力が高いです。

クリームファンデーション

リキッドタイプに比べ、油分が多く、保湿力とカバー力に優れています。冬場に多く販売されるタイプのファンデーションです。

ルースファンデーション

このタイプは、パウダータイプを固形化せず、粉末状のまま商品化したものです。他のファンデーションに比べ、つけ心地が軽く、ふんわりとした仕上がりになることが特徴です。

「乾燥肌」のファンデーション選びは”テクスチャー”が大切

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ファンデーションは、どんな形状のものでも、カバー力の高いものを選びがちです。しかし、カバー力が高いということは、肌への密着力が高いということです。肌への密着力が高いファデーションは、毛穴の呼吸を妨げ、肌の乾燥を促進させます。さらにメイク落としに時間がかかるので、その分、肌へ負担をかけることになります。

乾燥肌の時は肌も敏感な時期。ファンデーションはカバー力より、クレンジングに時間がかからない軽いテクスチャーのものを選ぶのがオススメです。また、乾燥肌のファンデーション選びは保湿成分が大切です。

最近のファンデーションは、保湿成分が配合されている商品も多く発売されています。コラーゲンやセラミドを配合している商品も増えています。これらの保湿成分配合のファンデーションは、乾燥から肌を守る効果があります。

「オイリー肌」の”ファンデーション崩れ”を防ぐ

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肌のテカリと化粧崩れの最大の原因は皮脂です。脂性肌、オイリー肌の人には、油分の含まれていないオイルフリーのファンデーションがオススメです。オイルフリーのファンデは、自分の皮脂を吸収して肌に定着します。肌がテカリにくく、ファンデのよれ、化粧崩れが防げます。

なお、キラキラと光沢のあるファンデやツヤのあるファンデは、皮脂がそんなに出ていなくても肌がテカって見えてしまいます。マットな仕上がりのファンデーションを選びましょう。シリコンや合成ポリマーでニキビが悪化する人もいます。また、毛穴に残りやすいという懸念もあります。

ノンシリコン、合成ポリマー不使用のファンデーションなら、肌に優しく、ニキビ肌の人や、ニキビができやすい脂性肌、オイリー肌の人にオススメです。

「混合肌」は、複数のアイテムを”組み合わせ”る

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混合肌とは、顔の場所によって肌の油分量と水分量が違い、乾燥しているところとベタベタしているところが混ざってしまっている肌のことを言います。大抵の人は、Tゾーン(おでこから鼻にかけて)がベタベタ、Uゾーン(頬から顎のライン)はカサカサという状態でしょう。乾燥している部分と、皮脂が過剰にでている部分が存在しているため、1種類のファンデーションのみでメイクをしないようにしましょう。

皮脂分泌が多く、テカりの気になるTゾーンにはパウダータイプ。乾燥しやすいフェイスラインや目元、口元に関しては保湿力の高いリキッドタイプのファンデーションを使用するようにしましょう。また、メイクをする前に余分な皮脂を落としておくことで、化粧のノリも良くなってきます。

「敏感肌」は、”つけ心地”を重視して選ぶ

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通勤、通学やちょっとした買い物などは、比較的軽い使い心地のフェイスパウダーまたはミネラルファンデーションがオススメです。フェイスパウダーは、基本的にはファンデーションの上に重ねるための粉ですが、単体で使用するととても軽いつけ心地で、ナチュラルにお肌の悩みをカバーしてくれます。

なかには、油分が入っていないので洗顔料だけで落とすことができるものも多いので、クレンジングをする時のこすり過ぎを減らすこともできます。同様にミネラルファンデーションもオススメですが、商品によってはクレンジングが必要なものもあるので必ず確認しましょう。

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まずは自分の肌質を知り、普段のケアやメイクを思い出してみて下さい。メイク=アイメイクがメインと思いがちですが、実は、ベースメイクが完成すると、メイクの80%が完成すると言われるくらいベースメイクは重要なのです。さらに、肌質は季節によっても変化していきます。

スキンケアも年に4回、春夏秋冬に合わせて見直しが必要なのと同じで、ファンデーションも、その時期の肌質の状態に合わせて見直しを行なって下さい。それぞれの肌質に合ったベースメイクで、崩れ知らずの美肌を保ちましょう。

肌タイプ別!春のファンデーション「選び方ガイド」

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松澤ますみ

松澤ますみ美容ライター

WEB・DTPデザイナーから、ライターに転身した変わり種。得意分野はアンチエージング。お肌が10歳若くなるケアの方法などを、皆さまにお届け致します。