「首」の美を損なう要因

首が”細く”て”長い”女性って、それだけで美しく見えるもの。美しい首は、襟元の開いたファッションやアップヘア、ショートヘアも良く似合います。一方、首にコンプレックスを抱えていると、洋服や髪型選びの幅も狭くなってしまいますよね？

そんな、首のお悩みと言えば「シワ」と「太さ」がトップ2、その2つをなるべく防ぐために、できることから始めていきましょう。

首にシワができる・太くなると、どう見えるの？

まず、なんと言っても問題なのが「首のシワ」。首にシワがあると、実年齢より老けた印象に見えてしまいます。目尻やほうれい線など、顔にできるシワには敏感なのに、自分の首にシワがあるかどうかすら知らないなんて方も多いはず。たけど、首のシワは顔のシワより老けて見える可能性を秘めているので、美容目線では絶対にケアすべき！！

また、次に気になるのは「太さ」です。首の太さは太っているかどうかだけの問題ではありません。もちろん、同じ人の場合は太っているときのほうが太くはなりますが、全体的に細身の方でも首だけ太い。なんて言うケースがあるのです。これでは、せっかく身体がスリムでも太って見えてしまいますし、顔が大きく見える原因に！「肥満」以外の原因がある方は、その改善が不可欠です。

首のシワ対策

顔と同じくらい真剣にスキンケアを行なう

首のシワの原因の一つに、「乾燥」が挙げられます。首も乾燥をしやすく、顔と同じくらい繊細な場所。首と言わず、「デコルテまで顔」と考えて、しっかりとスキンケアを行ないましょう。丁寧なスキンケアを毎日欠かさずすることは、たまに行く高級エステの何倍もの効果を感じることができるはず。将来のために毎日のケアを習慣にしましょうね。

高い枕で寝ない

高い枕での睡眠は、首が不自然な角度に曲がってしまうためシワを作ります。テレビを横になった体勢で見ようとし、やや高めの枕を置き、足をテレビ側に投げ出した姿勢を長時間取るのも、首のシワを作ります。また、恋人の腕枕や胸枕も、甘い時間をくれるのと同時にシワを運んでくる場合があるので要注意！一瞬の甘い時間と一生のシワ、あなたはどちらを重視しますか？

枕は、無理のない高さのものを選ぶことが、質の良い睡眠を取り首のシワを防ぐという、ダブルの効果で美をもたらすのです。

首を細くするための対策

肩のコリをほぐす

「首が太い」。そう感じている人のほとんどが肩こりも同時に感じているはず。肩こりは、血流を悪くするため、「むくみ」を引き起こします。また、肩の筋肉が硬くなることで、太く見えるのみでなく、「首が短く見える」原因をも作ります。

マッサージ・首周りや肩甲骨のストレッチを行い、肩をやわらかくしてあげて。すると首が太くなるのを防ぐのみでなく、リフレッシュできて仕事効率もアップするかもしれないですよ！

むくみを流す

脚もむくむと太くなりますよね？それと同じく、首が太いのもむくみが原因の可能性があります。たまった老廃物を流してあげることでむくみが軽減され、結果として首が細くなる場合があるので、気がついたときにリンパを流すようにしてみてはいかがでしょうか。

エステ・マッサージ店へ行くのはもちろんですが、セルフでほぐしてあげるだけでも多少の効果は望めます。試してみてくださいね。なお、リンパの流し方は、専門家のアドバイスに従うことで、より効果のアップが期待できます。

「食いしばり」は歯医者さんへ相談

口を「イー」と広げたときに、首がまるでエリマキトカゲかのように広がる方は要注意！「食いしばり」が強く、首の筋肉が発達をしすぎている可能性があります。この筋肉が鍛えられてしまうと、首が太くなるだけでなく、フェイスラインが首の筋力に負けて引っ張られてしまい、結果として顔のたるみを招く場合があるので、一度歯医者さんに相談をしてみてはいかがでしょうか。

「食いしばり」が強いと、首の太さのみでなく歯や顎などに悪影響を及ぼす可能性があります。睡眠時や勉強や仕事など、何かに集中しているときは特に食いしばりが強くなるため、一度診察を受けて、マウスピースを作ってもらうのも一つです。

綺麗な首で、美人度を高めよう！

どんなファッションもヘアスタイルも素敵に決まる、長くて細い首。そしてスラリと伸びた首は、あなたの美人度をさらに高めてくれるはず。

顔と同じくらい首を大切にケアしてあげて。そして、身体と同じくらいスリムさに気を使いましょう。顔と身体をつなぐ首は、その位置と同じく、顔・身体双方に求めることを、どちらも求めるべく、大事に大事ににケアしてあげてくださいね。

※あくまでこちらは美容目線のお話です。首の太さは、病気の可能性もあるので、違和感を感じた場合は病院へ必ず行くようにしてください。