夏ダメージを持ちこさない!季節の変わり目にやるべき「秋肌ケア」法

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夏ダメージを持ちこさない!季節の変わり目にやるべき「秋肌ケア」法

急に寒くなったり暑くなったりと、気温の変化が激しく体調を崩しがちな季節の変わり目。体調ケアと同時に忘れてはいけないのが「お肌のケア」。ご存知の通り、お肌のターンオーバーは1か月サイクル。つまり、秋のお肌は夏に受けた紫外線ダメージなどがじわじわ現れてくる頃なんです。この季節に正しいケアができているかどうかが、“美肌”と“トラブル肌”への分かれ道!来年にダメージを持ちこさないための、季節の変わり目にオススメの特別なお手入れ方法をご紹介します。

「夏→秋」季節の変わり目に何が起こる!?秋肌4大トラブル

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秋の肌は夏の強い紫外線により、バリア機能が低下していてとってもデリケート。夏のケアをしなければならない状態の中、気温の低下の影響で大気中の水蒸気量が減少し、空気が乾燥する季節に突入。1日の中でも気温が大きく上下する9月・10月は、特に肌トラブルが起こりやすくなっています。

「秋肌」4大トラブル

・くすみ
・ごわつき
・シミ、そばかす
・乾燥

“秋”は美肌作りに最適な季節だった!

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紫外線も落ち着き、まだそれほど乾燥も感じないからと手抜きケアになってはいませんか?夏ダメージで弱ったお肌は、秋のうちに回復させなければ厳しい冬の乾燥に耐え抜くことはできません。
ということで、一日も早い対策が必要なのですが、秋に特別ケアをおすすめする理由はもう1つ。

それは、気候が安定し、降り注ぐ紫外線もピーク時の半分になる“秋”は、肌にとってよい季節だからです。トラブル要因が少ない分、頑張った分だけ効果が現れやすく、美肌作りに最適な季節なのです。

今すぐ始めたい「“秋”の美肌ケア」

①バリア機能を回復して肌代謝アップ!

外からのケアも大切ですが、ターンオーバーによって新しい皮膚を作るためには十分な栄養が必要です。毎日の食事の中に下記を取り入れてみましょう!

【タンパク質】

皮膚を作るための主要な栄養素。コラーゲンを作り出すためにもなくてはならない存在です。

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★肉類・魚介類・卵・乳製品・豆類・穀類

特に、完全栄養食品と言われる“卵”は必食ですよ!

【ビタミンB群】

ターンオーバー・細胞の代謝を促します。「美容のビタミン」と呼ばれるビタミンB2は積極的に摂取するのが◎

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★ビタミンB2が特に豊富に含まれているのは、レバー・うなぎ・納豆・卵・アーモンド

【ビタミンC】

肌の活性酸素除去・メラニン生成などを抑える働きをするので、夏ダメージケアには必須の栄養素です。

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★パプリカ(赤・黄)・パセリ・ケール・カリフラワー・キウイ・柿など取り入れやすくおすすめ◎

中でもビタミンCの含有量が全食品群の中でも群を抜いている“アセロラ”は、果汁割合が10%の飲料水でも100gあたり120mgものビタミンCを摂取することができます。

②角質ケアで浸透力を高める!

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秋の肌を触るとごわついたり、くすんで化粧ノリが悪く感じたりするのは、夏の紫外線ダメージが原因で肌の角質が厚くなっているからです。本来、肌のターンオーバーによって古い角質は自然にはがれていくものですが、夏の強烈な紫外線のダメージでターンオーバーは大きく乱れがち。そうすることで古い角質が肌に残ったままとなり、厚みを増してしまうのが「肌のくすみやごわつき」の原因です。

角質ケアの基本は洗顔

この時期はお肌に負担をかけず角質除去でき、洗い上がりしっとりタイプの洗顔アイテムが◎
『雪肌精 ホワイト クリーム ウォッシュ』は、和漢植物エキスがとけこんだモチモチのきめ細かい濃密泡が特徴。古い角質や毛穴の黒ずみも洗い流してくれます。


出典:@cosme

ピーリングでよりスキンケアが浸透しやすい肌に

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週に1回~2回、肌表面に溜まった古い角質をしっかりケアしましょう。そうすることでその後に使う化粧水や乳液をしっかり浸透させることができますし、ターンオーバーも促進されます。

③秋も美白ケアは続けるべし!

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紫外線を浴びて、すぐにシミができるわけではありません。夏に受けた紫外線のダメージは肌の中に溜まっており、ターンオーバーによって肌の上に徐々に現れてきます。それが秋なのです。つまり、秋こそ美白ケアが重要ということ。10月頃までは美白作用や抗酸化作用のあるスキンケア製品で、メラニンの生成を抑えるケアをしていきましょう!

“ビタミンC誘導体”がポイント

メラニンの生成を抑え、抗酸化作用・新陳代謝を促す作用を持ち合わせた「ビタミンC誘導体」が配合されているものがおすすめです。ランコムの『ブラン エクスペール エッセンス ローション EX』は、美容液のような超浸透の化粧水。保湿力も抜群ですし、肌の明るさをワントーンアップしてくれます。


出典:@cosme

UVケアは10月までは必須

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少なくなったとはいえ、秋も紫外線は降り注いでいます。10月頃まではSPF35程度のものを使いましょう。化粧下地にUV効果のあるものがいいですね!

④徹底保湿で肌のうるおいキープ!

上記の①~③で夏のダメージケアとともに忘れてはいけないのが「保湿」。乾燥が始まるこの時期は、スキンケアにもうひと手間プラスです!

オイルでごわつき肌をやわらかく

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オイルは保湿効果だけでなく、肌をやわらかく整えてくれるのも特徴。そうすることでその後のスキンケアの肌なじみがグッと高まります。

シートマスクの力でうるおいを閉じ込める

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シートマスクは、使用前に肌を化粧水でうるおわせておくことや、使用時間を守るなど、正しく使えば保湿効果抜群のアイテムです。とにかく色々な種類があるシートマスクですが、保湿効果なら「セラミド・アミノ酸・コラーゲン・ヒアルロン酸」が含まれているものが◎

ダメージケアはスピード勝負!しっかり秋肌ケアをして、まわりの子と差をつけちゃいましょう♪

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。

夏ダメージを持ちこさない!季節の変わり目にやるべき「秋肌ケア」法

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片山侑貴

片山侑貴美容ライター

企業の採用コンサル、個人のキャリアアドバイザーとハードな日々の中体調を崩し、自分の身体と向き合うことで「食・美容」に目覚める。そこから美容食学などを学び、現在美容をテーマに幅広く執筆中。みなさんの“美”に役立つ情報を発信していきたいと思います!